駒大が先勝、今永が3安打完封4勝目
「東都大学野球、駒大2‐0中大」(24日、神宮)
勝ち点2同士の対決は、駒大が先勝した。
エース・今永昇太投手(3年・北筑)が3安打完封で今季4勝目。得点圏に走者を背負ったのは、初回と三回のみ。尻上がりに調子を上げると、キレのある直球に加えて鋭いチェンジアップなどの変化球もさえ、中大打線を寄せ付けなかった。
直球は九回に146キロを計測した。「前は九回持っても、球質がなかった。今は納得のいく球が九回にもいっている」とスタミナ面で成長を実感。現役最多のリーグ戦通算15勝を挙げた左腕は、目標とする数字について「行けるところまで。投手は自分の結果がチームに直結する。任された試合に勝てば、数字は伸びていくと思う」と頼もしかった。
打線は二回に、野選と9番・砂川哲平内野手(4年・明豊)の左前適時打で2点を先制。このリードを今永が守り抜いた。