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小山氏断言「大谷はダル、マー超える」

2014年6月18日

阪神打線を圧倒し、ファンの声援に帽子をとって応える大谷(撮影・田中太一)

阪神打線を圧倒し、ファンの声援に帽子をとって応える大谷(撮影・田中太一)

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2回にいきなり160キロを出した日本ハム・大谷翔平=甲子園(撮影・田中太一) 8回阪神、無死、ゴメスを空振りの三振に斬ってとる大谷翔平=甲子園(撮影・持木克友)

 前日は高校時代のライバル・藤浪が自己最多の13奪三振で8回1失点と好投したが、小山氏はこの藤浪と大谷を比較してこう断言する。「残念ながら大谷と藤浪では“大人と子供”ですよ。投げ方自体全然違う。藤浪は下半身の使い方がまだ十分ではないが、大谷はバランスがいいから崩れない」。綺羅星のごとく好投手を見てきた小山氏の指摘だけに説得力がある。

 プロ入り2年目で早くも風格すら見せ始めている右腕は、一体どんなレベルの選手に育っていくのか。

 「下半身さえもっと鍛えれば間違いなくダルビッシュや田中将を超える選手になるだろう。それだけの器ですよ。ただ今の二刀流を続けるのであればわからない。首脳陣が彼を“客寄せパンダ”にしないことを強く望みたいね」

 ダルビッシュや田中将さえしのぐ大投手になれる‐。そう予言する小山氏には、二刀流での出場が過酷すぎると映っているようだ。日本ハムどころか、日本球界にとっても至宝となり得る大谷。今後の大活躍が本当に楽しみだ。

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