大谷翔平 日米通算350号 初回初球ドカン!前半戦ラストは133メートル特大弾 二刀流復活の9年目、球宴欠場で後半戦へ

 初回、先頭打者本塁打を放った大谷(ロサンゼルス・ドジャース提供)
 1回、日米通算350本塁打となる22号ソロを放ち、ベンチで迎えられる大谷(AP=共同)
 1回、日米通算350本塁打となる22号ソロを放つドジャース・大谷(共同)
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 「ドジャース3-5ダイヤモンドバックス」(12日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(32)が本拠地で行われたダイヤモンドバックス戦の初回に今季9本目の先頭打者アーチとなる22号ソロを放ち、日本ハム時代に打った48本と合わせて日米通算350本塁打に到達した。日本選手では松井秀喜(米175本、日本332本)に続いて2人目。投打「二刀流」で臨んだメジャー9年目の前半戦は打者として打率・293、58打点、投手では8勝2敗、防御率1・79で終えた。14日(日本時間15日)のオールスター戦は欠場。左膝の炎症の治療と休養に充て、新たな気持ちで後半戦に向かう。

 好球必打。完璧に捉えた打球が鮮やか弧を描いて中堅スタンド上段に着弾した。日米通算350本目。飛距離約133メートルの特大アーチで新たな節目に到達した。

 初回の初球だった。6月24日にメジャーデビューしたばかりの23歳左腕ブラットが不用意に投じた、ど真ん中143キロの直球を渾身(こんしん)の力でたたきつぶした。地元ファンの驚嘆と歓喜が渦巻くフィールド。いつもよりやや重い足取りでダイヤモンドを回った。

 大谷の胸に去来したのは感謝か申し訳なさか。試合前にはフィールドで球宴の出場者が紹介された。昨季覇者としてナ・リーグを指揮するロバーツ監督と6選手。最初に両リーグ最多得票の大谷の名前がアナウンスされると大きな拍手と歓声が起こった。出場辞退を発表した10日には「投票してもらった方に申し訳ない」と語っていた。直近6試合4本塁打。投票してくれたファンへの思いを伝えるかのように打ちまくっている。

 三回の第2打席では右中間を深々と破る二塁打。持ち味を発揮する長打2本で今季29度目の複数安打とし、ロバーツ監督も「本当にバットが振れているね」とたたえた。

 前半戦最終戦を終えた後、左膝にたまった水を抜く処置を受けることが決まっている。それでも五回の打席では捕手前のゴロ打球に全力疾走を恐れず一塁を駆け抜けた。足を引きずるようにしてベンチに戻る姿が患部の状態を物語っていた。

 チームは大谷の先制弾を生かせず、逆転負け。拙攻拙守で今季初めて同一カード3連敗を喫した。指揮官は「選手たちは(球宴期間の)4日間の休みで気持ちをリセットできる。仕切り直していい野球をしないといけない」と檄(げき)を飛ばした。大谷にとっては家族4人で過ごす至福の時間。けがの回復と心身のリフレッシュに努め、後半戦に向けて臨戦態勢を整える。

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