岡本和真6月初の無安打 サイ・ヤング賞候補左腕と初対戦で2三振 八回はフェンス手前へ大飛球も 守備では好守連発もチームは連勝ストップ
「ブルージェイズ2-5フィリーズ」(8日、トロント)
ブルージェイズの岡本和真内野手は4打数無安打、2三振で連続試合安打は6でストップ。リーグ2位の防御率1・54のサンチェスから快音を響かせられず、6月初の無安打に終わった。チームの連勝は2で止まった。
岡本は「4番・三塁」で先発。今季50回2/3連続無失点を記録し、早くもサイ・ヤング賞の候補挙げられる左腕とは初対戦となった。
二回無死の第1打席は3球三振。初球から150キロ超のシンカーを続けられて追い込まれると、3球目は低めのボール気味のチェンジアップに手が出てしまった。
四回2死は右中間フェンス際へ大飛球を放ったが中飛。七回1死はカウント2-2から2球ファウルで粘ったが、7球目の外角チェンジアップで空振り三振に倒れた。
2-5の八回2死一、二塁は右腕・ケラーから左翼へ大飛球を放ったが、フェンス手前で失速。スタンドからは大きなため息が響いた。
それでも守備では魅せた。三回に3点を追加されて0-5となり、なお1死満塁。岡本は右打者・ガルシアの三塁線への鋭いゴロに反応してダイビングキャッチ。すぐさま起き上がると、本塁へ送球して三塁走者を封殺した。
抜けていれば、複数の走者がかえり、一方的な試合になりかねなかっただけに、本拠地は熱狂した。2死後は投手ゴロでチェンジとなって、ブルージェイズは大ピンチを脱出した。
四回無死一塁でも高いバウンドのゴロに前進。グラブを前に出してショートバウンドで捕球すると、二塁へジャンピングスローする美技を見せた。
岡本は4月に月間打率・200、5月は同・210と苦しんだ。それでも6月に入って復調。7試合で4度のマルチ安打を記録し、28打数10安打で打率・357と好調だ。
昨季のア・リーグ王者のブルージェイズは今季ここまで67試合を戦って32勝35敗。巻き返しへ向けて、攻守で岡本にかかる期待は大きい。
