ロバーツ監督が山本由伸の人間性を絶賛「非常に紳士的で人間性も極めて高い」異例のコメント「最大限の敬意を持って接している」

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が21日(日本時間22日)、オンラインで報道陣の取材に応じ、山本由伸投手の第2戦先発を明言。その上で右腕の人間性について言及した。

 「ヤマモトは非常に紳士的で人間性も極めて高い。彼は自分が何を求め、何をすべきかをしっかりしている」と語ったロバーツ監督。マウンドで見せる高い投球技術だけでなく、ベンチでの振る舞いや、チームメート、スタッフへの接し方も感心の対象だ。

 ワイルドカードシリーズ、レッズ戦で初回に右翼・テオスカーが平凡なフライを落球。このミスをきっかけにいきなり2点を失った。だが山本は直後のイニングでベンチにいたテオスカーのもとへ歩み寄り、2人で抱き合うシーンがあった。

 ファンの大きな反響を呼び、米国でも心打たれた行動を見せた山本。チームメートからも愛されており、サイ・ヤング賞左腕のスネルは山本が大のお気に入り。ミルウォーキーでの2試合を終えてロサンゼルスに戻る機内では隣同士の席で2ショット撮影に応じたり、シャンパンファイトでは生中継のインタビューに乱入して愛を伝えるシーンもあった。

 それだけに「ヒロ(園田通訳)から私自身、すべてのサポートスタッフに至るまで、誰に対しても最大限の敬意を持って接している」と明かしたロバーツ監督。最高峰の戦いを前に、異例のコメントを残した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

大リーグ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(大リーグ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス