山本由伸、乱調3回途中2被弾3失点 制球安定せず2四球、2奪三振 OP戦2度目の登板

 「オープン戦、ブルワーズ-ドジャース」(26日、メリーベール)

 3月18日の東京ドーム開幕戦に先発することが決まっているドジャースの山本由伸投手がオープン戦2度目の登板。2本塁打を許すなど、3回途中4安打3失点、与四球2、奪三振2だった。

 20日のオープン戦開幕戦以来、中5日のマウンド。初回は1死から2番、強打の捕手コントレラスに1ボールから外角直球を右前へ運ばれたが、後続をスプリットで空振り三振に仕留めるなど、抑えてイニングを締めた。

 二回は先頭打者を外角直球で空振り三振。ところが、6番キャプラには初球カーブがワンバウンドになった後、甘く入った直球を左中間芝生席へ運ばれ、先制点を許す。2死を取った後、マイナー選手の8番ヒックレンにはフルカウントから四球。カーブがワンバウンドになった瞬間、マウンド上で「あーっ!」と不満の声を上げた。9番アルファロには2球連続空振りで追い込んだが、内角低め直球を左翼フェンス直撃の適時二塁打。2点目を失った。

 三回は1死から3番ミッチェルにカウント1-2から浮いた外角カーブを中越え本塁打。4番ホスキンスに11球粘られ、この日2つ目の四球を与えたところでお役御免となった。

 54球を投げてストライクは34球だった。

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