カブス、MLB198本塁打のホズマーの自由契約発表 年俸10億円クラスの高給選手の戦力外相次ぐ

 鈴木誠也外野手が所属するカブスは25日(日本時間26日)、メジャー通算198本塁打のエリク・ホズマー内野手(33)を自由契約にしたと発表した。メジャー13年目の今季はここまで31試合に出場し、打率・234、2本塁打、14打点。OPSは自己ワーストの・610で、19日にメジャー40人枠から外された後、ウェーバーで獲得する球団が現れなかった。

 ホズマーはロイヤルズ時代の17年に打率・318、25本塁打、94打点、OPS・882をマーク。同年オフにパドレスと8年1億4400万ドル(約201億円)で合意し、2年目には22本塁打、99打点を残したが、年俸に見合う成績を残せず。昨季途中にパドレスが25年までの残りの契約3年3900万ドル(約54億円)を負担する形でレッドソックスへトレードされた。しかし、新天地では14試合、打率・244,0本塁打、4打点、OPS・631と振るわず、チームの構想から外れた。

 メジャーでは不振と若手選手の台頭による高額選手の戦力外が相次いでいる。ヤンキースは19年から7年7000万ドル(約98億円)の長期契約を結んでいたアーロン・ヒックス外野手(33)を3年3136万ドル(約44億円)の契約を残してメジャー40人枠から外し、ロイヤルズは4年契約の3年目で残りの年俸1625万ドル(約23億円)のハンター・ドジャー内野手(31)を、エンゼルスは年俸700万ドル(約9億8000万円)のライアン・テペラ投手(35)を事実上の戦力外にしている。ウェーバー公示期間中に現れなかった場合、残りの年俸は旧所属球団が負担する。

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