大谷翔平 3戦ぶり無安打でイチロー超えはお預け チームは逆転負けで最多タイ借金17

ダブルヘッダー第1試合で敗れ、ベンチから引き揚げる大谷
ダブルヘッダー第1試合の7回、三振に倒れ、ベンチに戻った大谷。4打数無安打に終わった 
ダブルヘッダー第1試合の5回、中飛に倒れる大谷
3枚

 「マリナーズ2-1エンゼルス」(6日、シアトル)

 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が、ダブルヘッダー第1戦に「2番・指名打者」で出場し、4打数無安打だった。3試合ぶりのノーヒットで打率・254。通算本塁打数は117本のままで、日本歴代2位で並んでいたイチローを超えることはできなかった。チームは逆転負けで借金は再びシーズン最多の17となった。

 6月16日の初対戦で3打数2安打を記録した24歳右腕カービーとの再対決。初回の打席はフルカウントから真ん中138キロスライダーを逆方向へはじき返したが、左飛に倒れた。

 エンゼルス打線は二回に4番アデルが先頭で右中間二塁打を放って出塁。1死からスズキが中前打で一、三塁として好機を拡大すると、マーシュとのトレードでフィリーズからやってきたモニアックが右前適時打で先制点をたたき出した。

 三回無死一塁の打席は中飛。初球、高めに浮いたカーブをファウルにした後、高め直球を中堅の左へはじき返したが、野手のランニングキャッチに阻まれた。飛距離115メートルの大飛球だった。

 三回にエンゼルスの先発バリアが2死三塁からフランスに2ランを浴びて逆転を許す。大谷は1-2の五回の打席で中飛。初球チェンジアップをファウルにした後、2球連続で投じられたチェンジアップにバランスを崩され、最後は右手1本で外角球をとらえたが力のない飛球だった。

 敵地にもかかわらず、試合前の選手紹介や打席で拍手と歓声を受けた大谷。七回2死一塁の打席では再逆転の一撃が期待されたが、代わったばかりの右腕ムニョスが3球連続で投げたスライダーをいずれも空振り三振。見せ場をつくることはできなかった。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

大リーグ最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(大リーグ)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス