【ロサンゼルス共同】労使が決裂する米大リーグで機構(MLB)と選手会が13日にビデオ会議による交渉を行うと11日、AP通信が報じた。MLB側は新たな提案を用意しているという。予定通り3月31日に開幕するには同5日までをめどに新労使協定を締結する必要があると伝えた。
昨年12月初めに労使に絡む活動が止まるロックアウトに突入。その後も交渉は持たれたが収益分配見直しやFA権利取得条件など主要な議題は双方に隔たりがある。
選手会は年俸総額が規定額を超えた球団に発生する課徴金の規定を2億4500万ドルへの引き上げを求め、MLB側は2億1400万ドルを主張している。