大谷翔平 第3打席は2つ目の四球 二盗成功で今季24個目盗塁 勝ち越しに貢献
「エンゼルス-アストロズ」(23日、アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手(27)が「2番・指名打者」で出場し、六回の第3打席は、この日2つ目の四球を選んだ。さらに、二盗を決めて24個目の盗塁をマークした。
第1打席は低めのボールをファウルして追い込まれた後で、外から入ってくる変化球に手を出せずに見逃し三振に倒れた。
第2打席もゾーンではほとんど勝負してこない相手に対し、ボールを見極めながらインコースにはスイング。しかし、これもヒットにするには難しい球で、最終的には外のボールを見極め四球を選んだ。
第3打席は1-1での六回に迎えた。フルカウントからの6球目、ナックルカーブが中央付近に入ってきたが、ファウル。7球目の内角低めのボールを見送って2つ目の四球を選んだ。さらに二盗を決め、相手のチャレンジが入るもセーフの判定は変わらず、24個目の盗塁となった。
その後、一、二塁となり、メイフィールドが2点タイムリーを放つ。大谷は勝ち越しのホームを踏んだ。
本塁打王争いは46本のゲレロ(ブルージェイズ)とペレス(ロイヤルズ)を1本差で追っている。ゲレロはこの日の試合で本塁打はなかった。ペレスは試合がなかった。
アストロズの先発は右腕のマクラーズで今季成績は12勝4敗、防御率3・11。エンゼルス戦は5度目の登板で過去4戦は2勝1敗、防御率2・20と好投している。
大谷の今季対戦打率は・273(11打数3安打、1四球、3三振)。通算では打率・188(16打数3安打、3四球、5三振)と苦にしていた。