元本塁打王ライアン・ブラウンが現役引退表明 ブルワーズ最多HR記録 動画で感謝

 12年の本塁打王で、ブルワーズの球団最多本塁打記録をもつライアン・ブラウン外野手(37)が14日(日本時間15日)、現役引退を表明した。球団公式ツイッターに投稿された1分20秒の動画で14年間の現役時代を振り返りながらファンに感謝し、時折、声を詰まらせ、「今の気持ちを言葉にすることはできない」などと語った。

 ブラウンは05年ドラフトのブルワーズ1巡目全体5位でプロ入り。07年5月25日にメジャーデビューし、113試合で34本塁打、97打点をマークして新人王を受賞した。持ち味の長打力でチームの主砲として11年には打率・332、33本塁打、111打点、OPS・994でMVPに輝いた。12年には41本塁打でタイトルを獲得。08年から12年まで5年連続100打点を記録し、球宴にも連続で出場した。

 通算成績は1766試合、1963安打、打率・296、352本塁打、1154打点、216盗塁、OPS・891。13年シーズン途中に「バイオジェネシス・スキャンダル」に絡む禁止薬物使用により、出場停止処分を受け、大きな話題に。今季はどの球団とも契約しておらず、現役最後の試合は昨年9月27日のカージナルス戦。ブルワーズは26日に引退セレモニーを行うことを発表した。

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