大谷翔平、2戦連発22号でキングに1差 申告敬遠にブーイング 3連勝で貯金1!

タイガース戦の3回、22号2ランを放つエンゼルス・大谷=アナハイム(提供・共同通信社)
タイガース戦の3回、22号2ランを放ち本塁に向かいながら指をさすエンゼルス・大谷=アナハイム(USAトゥデー・ロイター=共同)
タイガース戦の6回、申告敬遠で一塁へ向かうエンゼルス・大谷=アナハイム(共同)
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 「エンゼルス8-3タイガース」(19日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(26)が「2番・指名打者」で出場し、三回に2戦連発となる22号2ランを放つなど、4打数1安打2打点、1四球だった。打率は・272。チームは同一カード3連勝で貯金を1にした。

 初対戦の右腕ペラルタに対し、初回1死の打席は空振り三振。見送った2つの外角球をいずれもストライクと判定され、フルカウントからの6球目、154キロ低め直球にバットは空を切った。

 やり返したのは1点リードの三回だ。2死三塁の好機。カウント1-1から153キロ外角直球を鮮やかな流し打ちで左越え22号2ラン。日本ハム時代の16年、メジャー1年目の18年の自己最多記録に並んだ。

 5-0の四回2死一、二塁の打席は一ゴロ。カウント2-2からチェンジアップをとらえ切れなかった。

 3点リードの六回2死二塁の打席では申告敬遠を受けた。今季3個目の敬遠に快音を期待した本拠地スタンドから大ブーイングが起こった。

 7-3の八回1死二塁の打席ではスタンドからMVPコールが起こった。前日に左中間へ21号を放っている右腕ヒメネスに対し、カウント1-1からやや内寄りの145キロチェンジアップをレフトへ打ち上げるとフィールドが大きなため息に包まれた。

 試合はエンゼルスが序盤の一発攻勢で主導権を握って快勝。2桁借金でア・リーグ中地区4位に低迷しているタイガースをスイープした。

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