大谷、自己最多3四球 三回好機の敬遠に不満の声 トラウト離脱後17試合14四球

 「エンゼルス5-9マリナーズ」(6日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(26)が「2番・指名打者」で出場し、2打数無安打3四球、2三振、1得点だった。1試合3四球はメジャー4年目で自己最多。打率・256、出塁率・332。チームは敗れて3連勝はならなかった。

 本拠地にブーイング混じりの不満の声が上がった。初回の打席で四球を選んだ大谷が、同点の三回2死二、三塁の勝ち越し機に歩かされた。先発右腕ギルバートが2球連続で投じた変化球がストライクゾーンをはずれると、マリナーズのベンチからサービス監督が指で「4」を示し、敬遠を申告した。

 この日は6点ビハインドの九回無死二塁の場面でも四球。2ボールから難しい内角の154キロ直球をファウルにした後、142キロ内角低めチェンジアップ、高めに浮いた153キロ直球を見送って一塁へ向かった。

 今季は4月を終えた時点で四死球は5つだったが、ホームランキング争いで注目を集め始めた5月は自己最多の月間14四死球。特に3番トラウトが右ふくらはぎのけがで5月17日に離脱して以降の17試合は14四球だ。

 トラウトに代わって3番に入っているレンドンが直近15試合で打率・203、0本塁打、10打点、出塁率・266、長打率・288。19年オフに7年2億4500万ドル(約268億円)の超大型契約を結び、今季年俸2750万ドル(約30億円)のスラッガーの不振が大谷の打席に影響している感は否めない。

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