エンゼルス・大谷、あるぞ球宴で二刀流出場 DHでファン投票候補入り
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「エンゼルス2-6マリナーズ」(3日、アナハイム)
米大リーグの球宴ファン投票が3日(日本時間4日)から始まり、日本選手ではただ一人、エンゼルスの大谷翔平投手(26)がア・リーグ指名打者部門の候補に入った。
4年目の今季は打っては持ち前のパワーとスピードでリーグ3位の15本塁打、同6位の40打点、同5位の7盗塁。投げては7先発で1勝1敗、防御率2・72、50奪三振。4試合で投打同時出場し、降板後には外野を守るなど、二刀流選手として大きな注目を集めている。
選出されれば日本の打者では10年のイチロー以来、11年ぶり4人目となるが、大リーグ機構は「指名打者と投手の同時出場は可能」と説明。投手は選手間投票とコミッショナー事務局の選出によって決まるため、今後の活躍次第では夢の舞台で二刀流実現の可能性は十分にある。
この日のマ軍戦は4打数無安打3三振と精彩を欠き、チームも逆転負けを喫した。4日(同5日)のマリナーズ戦は2登板ぶりに投打同時出場する予定で、快投と快音で借りを返す。