大谷女房役にネットが注目「スズキさん、ありがとう」乱闘騒動で“救出”

 「アスレチックス3-1エンゼルス」(28日、オークランド)

 エンゼルスの大谷翔平投手が、敵地での一戦に先発。七回途中3失点で、今季初黒星を喫した。

 試合途中には大谷の一投であわや乱闘の場面もあった。ここでネットで話題となったのが、大谷を助けようとエキサイトした相手打者の間に入った女房役のカート・スズキ。「助けてくれたスズキさん、ありがとう」、「ナイス判断」、「いい捕手だな」、「カート・スズキ、今はエンゼルスにいたんだな」などと書き込まれた。

 カート・スズキは日系3世の捕手で、37歳のベテラン。07年にアスレチックスでメジャー生活をスタートさせ、今季から所属するエンゼルスは5球団目。球団公式サイトによると1年契約で、年俸は1億6000万円とされている。

 キャンプから大谷のブルペン捕手を務めるなど信頼関係を築き、「一緒にやるのが楽しみだし、手助けできることがあれば何でもやりたい」と語っていた。今季は大谷とバッテリーを組み、4月26日のレンジャーズ戦では大谷を1072日ぶり勝利に導いた。

 この日は三回、無死一塁で1番・カナに投じた2球目、内角高めの150キロが顔の近くにいき、カナが大谷に向かってエキサイト。ここですかさず、女房役のスズキが大谷との間に入るように応戦して口論となり、両軍ベンチから選手が飛び出した。球審は戻るよう促し、大谷も申し訳なさそうに両手を振り、胸に手当てて冷静に対応した。乱闘に発展することはなかった。

 その後、カナはこの日最速の158キロで三振を仕留め、二盗を狙った走者をスズキが刺し、三振ゲッツーとなった。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

大リーグ最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(大リーグ)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス