大谷翔平、次回登板先送り 指揮官は疲労を心配「打撃いい時は疲れあっても出たがる」

 「レッドソックス-エンゼルス」(14日、ボストン)

 エンゼルスの大谷翔平投手(26)が「2番・指名打者」で出場し、初回の打席で左越え二塁打を放った。開幕から37試合連続出場(打者のみ35試合、投手のみ2試合。投打同時出場3試合)。前日は試合がなく、14日ぶりの休養日となった。

 試合前のオンライン会見。マドン監督は大谷の次回登板日を明言しなかった。11日のアストロズ戦で自身3度目の投打同時出場を果たし、7回1失点、10奪三振、1四球と好投した二刀流。ローテーション通りにいけば、中6日で18日(日本時間19日)のインディアンス戦に先発するはずだが、指揮官は「前回登板の翌日の打席で少し疲れているように思えた。なので次の先発をずらすことにした」と登板日の変更を明言。「マメはないし、何もない」と、肉体の異常ではなく、疲労回復を目的とした措置であると説明した。

 大谷はここまでチームでただ一人、開幕から全試合に出場している。打撃ではリーグ2位タイの10本塁打、リーグ7位タイの26打点、同4位タイの6盗塁をマーク。マドン監督は「ここまで非常にいい状態にある。私が心配しているのは打撃の調子がとてもいい時は疲れがあったとしても試合に出たがるところだ」と、肉体の酷使による疲労蓄積、さらには疲労からくるパフォーマンスの低下を危惧した。

 指揮官によると、大谷の次回登板はローテーションを飛ばすのではなく、1日か2日、最長でも3日の先送りで、21日(同22日)までにマウンドに立つ可能性を示唆した。

 大谷はここまで投手として5試合(投打同時出場3試合)に登板し、1勝0敗、防御率2・10。25回2/3を投げて40三振を奪っている。

▽エンゼルスのラインアップ

1番・二塁 フレッチャー 打率・263、0本塁打、13打点

2番・DH 大谷     打率・257、10本塁打、26打点

3番・中堅 トラウト   打率・355、8本塁打、18打点

4番・三塁 レンドン   打率・276、3本塁打、11打点

5番・一塁 ウォルシュ  打率・328、7本塁打、29打点

6番・左翼 アップトン  打率・210、7本塁打、14打点

7番・遊撃 イグレシアス 打率・279、2本塁打、8打点

8番・右翼 ウォード   打率・185、2本塁打、4打点

9番・捕手 ブテラ    打率・091、0本塁打、2打点

   投手 キャニング  3勝2敗、防御率5・19

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