大谷翔平、元同僚・有原との初対決は一ゴロ併殺 ビデオ判定覆らず
「エンゼルス-レンジャーズ」(19日、アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手(26)が「2番・指名打者」で出場し、日本ハム時代の同僚だったレンジャーズの有原航平投手(28)と初めて対決し、初回の打席は一ゴロ併殺だった。
メジャーの舞台で実現した元同僚との対決。初回無死一塁で打席に立った大谷は初球、150キロ直球をファウルにした後、低めに外れるチェンジアップを2球連続で見送ってカウント2-1。4球目、やや内寄りの142キロカットボールを打ったが、初速163キロの打球はワンバウンドで一塁手の正面。きわどいタイミングで一塁を駆け抜け、ビデオ裁定に持ち込まれたが、判定は覆らず、一-遊-一の併殺を喫した。
エンゼルスは前カードの対戦相手だったツインズで複数の選手らが新型コロナウイルスに感染したため、17、18日の試合が延期。この日は3日ぶりの試合となった。
大谷はここまで代打で途中出場の5日のアストロズ戦を含め、開幕から14試合連続で出場。18日までの成績は打率・333(51打数17安打)、4本塁打、12打点で、日米通算100本塁打まであと1本としている。
有原はここまで3試合に登板し、1勝1敗、防御率3・07。前回登板の14日のレイズ戦で6回途中3安打無失点と好投し、メジャー初勝利を手にしている。
大谷については2月のキャンプインの会見で「早く対戦したいなと思ってますし、、やっぱりすごい選手なので何とか抑えられるように必死にやりたいなと思います」と対戦を熱望していた。