大谷翔平、明日16日ぶり登板は投手に集中 75球目安 指揮官「マメの状態を注視」

 試合前、二塁けん制の練習をするエンゼルス・大谷(奥)=アナハイム(共同)
 試合前のキャッチボールを終えたエンゼルス・大谷=アナハイム(共同)
 試合前に調整するエンゼルス・大谷=アナハイム(共同)
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 「エンゼルス-レンジャーズ」(19日、アナハイム)

 エンゼルスのジョー・マドン監督(67)が試合前の会見で明日20日のレンジャーズ戦で16日ぶりに登板する大谷翔平投手(26)は投打同時出場ではなく、投手に専念し、75球を目安にすることを明かした。

 大谷は今季初登板となった4日のホワイトソックス戦に「2番・投手」で投打同時出場を果たし、五回途中2安打3失点、7三振5四球。92球を投げ、メジャー公式戦自己最速タイの101・1マイル(約163キロ)をマークするなど、14球が160キロ越えを計測した。しかし、3月後半のオープン戦でできた右手中指のマメを投球終盤で悪化させていた。

 5日以降は治療のために登板を回避。12日にブルペンに入って本格的に投球練習を再開し、14、17日もブルペンで投球した。

 マドン監督はこの日、大谷の投球プランについて「75球あたりを目安にするが、マメの状態を注視していかなくてはいけない。(投球数は)多くなるかもしれないし、少なくなるかもしれない。75球から80球を投げてもらいたいが、様子を見ながらになる」。前回登板では投打同時出場には「明日は打たせない」と、投手に集中させる考えを明らかにした。

 エンゼルスは前カードの対戦相手だったツインズで複数の選手らが新型コロナウイルスに感染したため、17、18日の試合が延期。3日ぶりの試合となるこの日は、大谷は「2番・指名打者」で出場する予定で、日本ハム時代の同僚だったレンジャーズの有原航平投手(28)との顔合わせが実現する。

 大谷はここまで代打で途中出場の5日のアストロズ戦を含め、開幕から13試合連続で出場。打率・333(51打数17安打)、4本塁打、12打点をマークしている。日米通算99本塁打で節目の数字まであと1本としている。

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