ダルビッシュ「ほっとしている部分はもちろんあります」6回1失点初勝利ならずも

 試合後にオンライン取材に応じたダルビッシュ
 ジャイアンツ戦に先発したパドレスのダルビッシュ(ゲッティ=共同)
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 「パドレス3-1ジャイアンツ」(6日、サンディエゴ)

 パドレスのダルビッシュ有投手(34)が先発し、6回3安打1失点と好投したが、今季初勝利はならなかった。89球を投げて1四球7三振、防御率を4・22とした。チームは同点の七回に捕手カラティニの決勝2ランで連敗を2で止めた。

 6回をソロ被弾による1失点に抑えたダルビッシュ。前回、開幕投手を務めた1日のダイヤモンドバックス戦は5回途中4失点で勝利投手の権利を目前にして降板したとあって「若干ほっとした部分というか、自分の中では内容はまだまだだと思ってますけど、結果として6回1失点でチームも勝ったのでほっとしている部分はもちろんあります」と話した。

 1点リードの三回にストライクを取りにいった真ん中148キロ直球を右中間席へ運ばれた。しかし、同点の五回には先頭を左前打で出した後、次打者を一ゴロ併殺に仕留めるなど、追加点を許さず。「全体的に調子がいいわけじゃなかったですけど、粘り強く投げることができました」と89球を振り返った。

 好きではないと公言している打撃は2打数無安打。結果は中飛と右飛だったが、鋭い当たりを連発。「とにかく早くアウトになりたかったので、なるべく早く打とうと思ったらいい感じで打てました」。女房役カラティニが七回に決勝2ランを放った場面を問われ「ホームランを打つとうれしそうに僕のところに来るから嫌なんですけど、チームにとってはいいのですごく複雑」と話し、報道陣を笑わせた。

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