マエケン21年は“花柄グラブ”「今までにないものでカッコイイ」目標は世界一

リモート会見で花柄グラブを披露する前田健太
前田のグラブ(ミズノ提供)
前田のグラブ(ミズノ提供)
3枚

 ツインズの前田健太投手が1日、リモート会見し、2021年はミズノ社の“花柄グラブ”で挑むことを発表した。

 前田のこだわりの一つがウエブ(親指と人さし指の間の部分)だった。「ウエブって形が決まっていると思いますが、そこを変えて欲しいと無茶なお願いをしました。この形状をうまく利用させて頂きました。デザインを何個か頂いてその中から選びました」と明かす。

 ウエブ部分には、黒地に赤の縁取りで立体感のある複数の花の模様が一際目を引く。斬新なデザインに「デザイン的に新しい感じのグラブになったと思うんで、他とかぶらないグラブを作って頂いたと思います」とお気に入りの様子だった。

 新グラブにはウエブ意外にも前田自身の提案が取り入れられている。テーマは「革新」。

 (1)形状は通常より少し大きめで丸みがあるオーソドックスものとなっており、捕球しやすく球種の握り替えもしやすくなった。

 (2)指一本一本がしっかりとし、はめ心地がよく、投球時に強く握れるため投球しやすい

 (3)中指、薬指、小指でグラブを握り込む型となっている

 -というのがその特徴。配色は2020年度と同じ黒と赤を使用するが、前田の希望により赤の部分が多くなった。

 前田は「ボールの握りが分からなくなっていますし、デザイン的にも今までにないものでかっこいいかなと思っています。少し大きめで捕球しやすいですし、握り替えしやすく握りがばれないようになっています」と明かす。

 前田は20年シーズンは2月にツインズに移籍。11試合に登板し6勝1敗、防御率2・70の好成績を収め、地区優勝に貢献。9月23日のタイガース戦では日米通算150勝も記録。サイ・ヤング賞の最終候補3人に入った。花柄グラブで挑む新シーズン。「チャンピオンリングも手にしたい。狙えるチームにいるのでそこを目指して頑張っていきたい」とWシリーズ制覇という大目標を掲げた。

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