マリナーズからフリーエージェント（ＦＡ）になった平野佳寿投手（３６）にメジャー複数球団が獲得の意思を示していることが２３日、分かった。関係者によると、平野は来季もメジャーで投げる意欲を見せているという。

　平野は１７年オフにオリックスから海外ＦＡ権を行使して２年６００万ドル（６億３０００万円）でダイヤモンドバックスに入団。主にセットアッパーとして計１３７試合に登板して９勝８敗４セーブ、４７ホールド、防御率３・４７の成積を残し、昨オフにマ軍と１年１６０万ドル（約１億７０００万円）で契約した。

　今季は新型コロナウイルスに感染し、開幕から約１カ月の戦線離脱を余儀なくされたが、復帰後は抑えを任されるなど１３試合で１敗４セーブ、防御率５・８４だった。