マーリンズ、13人コロナ離脱でも勝利 集団感染で9日ぶりプレー
「オリオールズ0-4マーリンズ」(4日、ボルティモア)
球団内で新型コロナウイルスの集団感染が発生したマーリンズが4日(日本時間5日)、9日ぶりの試合となった敵地ボルティモアでのオリオールズ戦で勝利した。試合前には検査で陽性反応を示したサンディ・アルカンタラ投手ら13人を負傷者リストに入れたと発表した。
マーリンズは開幕戦3試合のために訪れた敵地フィラデルフィアで受けた検査で選手17人を含む21人の感染が判明。感染拡大を防ぐため、当地にとどまり、7月27日から本拠地マイアミなどで予定されていた7試合が延期された。
感染は投手中心だったこともあり、この日のオリオールズ戦の打線は大幅な変更はなし。両軍無得点の五回にセルベリの1号ソロで先制し、六回にも2点を追加。コロナ感染による投手不足で1日に緊急補強した中継ぎのホイトとブレイアがそれぞれ1回を無失点に抑えるなど、5投手で相手打線を封じた。