頭部打球超激のマー君「軽度の脳振とう」と診断 今後は状況を見て慎重に判断

 田中将大投手(31)が所属するヤンキースのアーロン・ブーン監督は5日、リモート会見で4日の練習中に頭部に打球を受けた同投手が「軽度の脳振とう」と診断されたことを明かした。

 田中は前日に本拠地ヤンキースタジアムで行われた実戦形式の投球練習で強打者スタントンのライナー性の打球が頭部右側を直撃。ニューヨーク市内の病院へ直行し、精密検査の結果、異常が見られなかったため同日退院した。今後は状態を見ながら、脳振とうでリーグが定める規定に沿い、復帰を目指す。

 指揮官によると、同投手はこの日正午過ぎに球場入り。「気分はよさそうだった。よく眠れて、食欲減退もなかったということだった」と本人の様子を説明。18日後に迫った開幕からの出場については「間に合うと願っているが、あまり臆測では話したくない。数日は様子を見ていきたい」と慎重な姿勢を見せた。

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