マー君、「軽度の脳振とう」と診断 頭部直撃打球は「180キロ」と米記者

 田中将大投手が所属するヤンキースのアーロン・ブーン監督は5日(日本時間6日)、リモート会見で4日の練習中に頭部に打球を受けた同投手が「軽度の脳振とう」と診断されたことを明かした。

 田中は前日に本拠地ヤンキースタジアムで行われた実戦形式の投球練習で強打者スタントンのライナー性の打球が頭部右側を直撃。ニューヨーク市内の病院へ直行し、精密検査の結果、異常が見られなかっため、同日退院した。

 指揮官によると、同投手はこの日正午過ぎに球場入り。「気分はよさそうだった。よく眠れて、食欲減退もなかったということだった」と本人の様子を明かした。18日後に迫った開幕からの出場については「そう願っているが、あまり憶測では話したくない。数日間は様子を見ていく必要がある」と慎重な姿勢を見せた。

 田中の頭部を直撃する打球を放ったスタントンは身長198センチ、体重111キロの巨漢選手で、メジャー屈指の打球速度で知られている。大リーグ公式サイトのブライアン・ホック記者はこの日、自身のツイッターで田中の同僚ジェームズ・パクストン投手の話として田中が頭部に受けた打球速度は112マイル(約180キロ)だったと伝えた。

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