MLBと選手会合意の開催案が承認 開幕は最短でも5月中旬

 米大リーグ機構(MLB)と選手会で合意していた今季の開催案が27日、各球団のオーナーに承認された。開幕は新型コロナウイルス感染拡大の影響により最短でも5月中旬となる見通しで、USAトゥデー紙(電子版)によると、選手会のクラーク専務理事は「今はカレンダーができる事とできない事を書き取っている。(交渉の)ドアは閉じられていない」と、選手側の協力的な姿勢を強調した。

 合意に至るまでの2週間、選手会はほぼ毎日MLB側と交渉してきた。交渉に携わった関係者によると、日程面では最低でも公式戦を81試合行い、11月下旬の感謝祭の時期までにワールドシリーズを終わらせることなどが話し合われたという。

 両者は、現状26人のベンチ入り枠を一時的に29人に拡大することで、ダブルヘッダーや労使協定での規定を上回る連戦への対応にも前向きだ。現時点では7月にロサンゼルスで予定されているオールスター戦の開催は未定だが、通常は公式戦が予定されていないその前後の日を活用することも現実的に考えている。

 いつ開幕するか、何試合戦うのか。現状では先が見えない。クラーク専務理事は「選手はプレーがしたい」と代弁するように話した。

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