MLB10月末までに100試合消化、PS11月開催へ
米大リーグ機構(MLB)が選手会と協議し、新型コロナウイルス感染拡大のため開幕が最短でも5月中旬の見通しになっている今季はレギュラーシーズンを10月末までに最低100試合実施した上で、ポストシーズン(PS)を当初から1カ月遅れの11月に開催することで合意が間近であると25日、USAトゥデー紙(電子版)が報じた。
マンフレッド・コミッショナーは「選手会とはルールを緩和するなど前向きな話し合いができている」と語った。
アイデアの一つにダブルヘッダーを増やすことを認めた。7イニングでの試合実施も「以前に野球の数字で変えられないものの一つで9イニングを挙げたが、当時は危機的な状況を想定していなかった」と含みを持たせた。
5月中の開幕は楽観論として語った。開催にこぎ着けられないシナリオも想定しており「プレーするのに安全でなければ現実を受け入れないといけない。ファンや選手には苦難だし、オーナーは経済的にとても苦しい」と胸の内を明かした。