ツインズがトレード撤退か…マエケン獲得へ別の形で模索も
ドジャースの前田健太投手(31)が絡む3球団の大型トレードで、前田の獲得を目指していたツインズが撤退する可能性が高まったと8日、メジャー公式サイトが伝えた。
前田の交換要員であるベネズエラ出身の21歳の投手グラテオルの身体検査で、最終的な移籍先のレッドソックスが先発に向かないと問題視し、ツインズが追加要員を求められたためという。一方でツインズは先発強化が課題で別の形のトレードで前田獲得を模索する可能性があるとした。
今回のトレードは4日にメジャー公式サイトや複数の米メディアが報じたもので、ドジャースがレッドソックスから2018年MVPの外野手ベッツ、12年のサイ・ヤング賞の先発左腕プライスを獲得。いったんツインズから移籍したグラテオル、外野手バードゥーゴをレッドソックスに放出するとされていた。キャンプイン目前のトレードで詰めの交渉が難航し、発表が遅れていたため、大リーグ選手会が早期決着を求める声明を出すなど混迷を深めている。