ドジャースの前田健太投手（３１）がトレードでツインズに移籍すると４日、メジャー公式サイトが伝えた。同サイトによると、レッドソックスを含めた３球団が絡む大型トレードとなる。

　ドジャースはレッドソックスから２０１８年ＭＶＰの外野手ベッツ、１２年のサイ・ヤング賞（最優秀投手賞）左腕プライスと大物２人を獲得。

　年俸総額の削減を目指すレッドソックスには、前田の交換要員でツインズから獲得した若手投手と、外野手バードゥーゴが移籍する形になる。

　前田は１５年オフに広島からメジャー挑戦。ドジャースと８年２４００万ドル（約２６億３０００万円）での長期契約で合意。メジャー４年の通算成績は４７勝３５敗、防御率４・０４。先発としてだけでなく、中継ぎとしても好成績を収め、１７、１８年のワールドシリーズ進出に大きく貢献した。

　ミネアポリスが本拠地のツインズはア・リーグ中地区所属で、昨季は１０１勝６１敗で同地区優勝も、先発要員が不足。先発にこだわりを持つ前田には好環境と言える。日本選手では過去に西岡剛らが所属した。