ダルビッシュ サイン盗み問題「結果は受け入れる」「取り締まってもいたちごっこ」
カブスのダルビッシュ有投手は26日、自身のツイッターを更新し、サイン盗み問題について言及した。
「自分としてはワールドシリーズの結果は受け入れる。それがないと今の自分や家族はいないので」
ダルビッシュはドジャース時代の17年、アストロズとのワールドシリーズ第3戦に先発。メジャー最短の1回2/3で降板。49球の6安打4失点で敗戦投手になった。第7戦でも同じ1回2/3でKOされていた。
「どんな仕事やスポーツでもグレーゾーンってある気がするし、そこを取り締まってもいたちごっこになる気がする。とにかく黒はダメって徹底しなあかんのかなぁ」と記している。
アストロズは17年にセンターカメラからのライブ映像をチャレンジ権行使を判断するための映像検証室で解析し、ごみ箱を叩いた音で打席内の選手に伝えていた。さらに地区連覇を成し遂げた翌シーズンも、MLBがメジャー全30球団に向けて行った電子機器を使ったサイン盗みへの警告を無視し、悪行を継続していた。
ダルビッシュはサイン盗みが断定された際には、ツイッターに英語で「もしドジャースが2017年のワールドシリーズ・パレードをやるなら、ぜひ参加したい」とつづっていた。