MLB FAで球団間連携か?ブレーブスGMの発言を問題視、調査へ
米大リーグ選手会は6日、ブレーブスのアレックス・アンソポウロスGMのFA市場を巡る発言を問題視し、調査に乗り出すと発表した。同GMは電話会見で「(ワールドシリーズに出場していない)他の27球団と連絡を取り合い、FA市場で何をしようとしているか、誰がトレード候補かといった感触を得ることができた」と話したという。これに対し、選手会のトニー・クラーク専務理事は「FA制度全体の信頼性が疑われる。球団間の連携が明言されており、とんでもない」との声明を出した。
その後、同GMは球団を通じ、トレードの可能性を探っただけと釈明した上で「発言を誤った。混乱を招いたとしたら申し訳ない」とコメントした。近年はFA市場の動きが遅く、各球団が結託しているのではないかとの疑念が強まっている。