「エンゼルス－アスレチックス」（３日、オークランド）

　エンゼルスの大谷翔平投手（２５）がアスレチックス戦（日本時間４日午前１１時７分開始）に「３番・指名打者」で出場することが発表された。大谷のスタメン出場は８月３０日のレッドソックス戦以来、３試合ぶり。

　大谷はここまで９８試合に出場し、打率・２８９、１６本塁打、５４打点。８月２０日のレンジャーズとのダブルヘッダー第２戦で今季８度目となる１試合３安打以上を記録したが、その後の７試合で打率・１０３（２９打数３安打）、本塁打と打点はゼロの不振。気持ちの切り替えを目的に過去２試合はスタメンを外れ、代打で起用されていた。

　１日の試合前に取材に応じた際に大谷は「自分のスイングができていない」、「納得できるアウトが少ない」と、調子を落としていることを認める一方で「これがいい経験だったなと思えるような発見があればいいんじゃないかなと思ってます」と不振脱出に向けて試行錯誤していることを明かしていた。

　アスレチックスの先発は右腕のファイアーズで、今季成績は１３勝３敗、防御率３・４０。５月９日のレッズ戦で自身２度目のノーヒットノーランを達成している。

　大谷の過去の対戦成績は８打数５安打と相性はよく、前回６月２８日の対戦では３打数宇２安打（左直、右前打、三塁内野安打）だった。