「パドレス４－６ドジャース」（２８日、サンディエゴ）

　ドジャースの前田健太投手（３１）がパドレス戦に先発。５回を２安打２失点で勝敗は付かなかったが、前田は投打の活躍で存在感を示し、チームは延長戦を制した。

　一回に２失点したものの、直後の二回の打席で１死満塁から２点適時打を放った。これで投球のリズムを取り戻すと、五回まで得点を与えず「粘り強く投げることができた」と言う。

　打撃では１９９９年のブルワーズ時代の野茂英雄に並び、日本投手最多のシーズン１２安打とした。「ツーシームでゴロを打たせにくるだろうというのがあった。投球でなかなか（野茂の）記録を抜くことができないので、打撃で抜くしかない。あと１本ぐらい打ちたい」と新記録に意欲を示した。