大谷、ヒット量産11試合で21安打 8度目猛打賞

レンジャーズとのダブルヘッダー第2試合の6回、中前打を放つエンゼルス・大谷=アーリントン(共同)
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「レンジャーズ3-2エンゼルス、延長11回」(20日、アーリントン)

 エンゼルスの大谷翔平投手(25)はダブルヘッダー第2戦に「3番・指名打者」で出場し、5打数3安打1打点だった。今季8度目の猛打賞で自己ベストを更新する11試合連続安打。打率を・307とした。チームは延長十一回サヨナラ負けを喫した。

 メジャー初登板の左腕バークに対し、初回の打席は遊ゴロ。カウント2-2から外角150キロ速球を二塁ベースの右へ打ち返したが、内野陣全体右へ寄るシフトを敷いた野手の正面だった。

 四回は快足を生かし三塁内野安打。カウント2-2から見逃せばボールの高め150キロ速球を二塁ベースの左へはじき返し、3試合連続の内野安打。自己記録を更新する11試合連続安打とした。

 2点を追う六回2死走者なしの第3打席は中前打。2ボールから外角148キロをバットの先で二遊間を破る打球を放ち、11試合で8度目のマルチ安打をマークした。

 なおも2点を追う八回2死一塁の第4打席は3番手右腕ケリーから右翼線適時二塁打。カウント2-2から5球目、ひざ下に落ちる内角低めのスライダーを巧みなバットコントロールでヘルメットを飛ばしながら捉え、楽々と二塁を陥れた。

 2-1の九回にグッドウィンの12号ソロで追いつき、延長戦にもつれ込む。大谷は同点の延長十一回、先頭で剛腕クラセと対決。初球、161キロカットボールを見逃しストライク、2つのボールを挟み、低めの159キロカットボールを空振りし、2-2と追い込まれる。5球目の161キロカットボールをファウルにした後、外角低め、145キロスライダーを打って左飛に倒れた。

 延長十一回サヨナラ負けを喫した試合。チームでただ一人、3安打をマークした大谷は最近11試合(代打1試合)で打率・447、21安打を放ち、量産態勢に入っている。

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