大谷、10戦連続安打で3割復帰 最近10試合打率・429

レンジャーズ戦の2回、左中間に適時三塁打を放ち滑り込むエンゼルス・大谷=アーリントン(共同)
3枚

 「レンジャーズ8-7エンゼルス」(19日、アーリントン)

 エンゼルスの大谷翔平投手(25)は「3番・指名打者」で出場し、4打数2安打1打点2得点、1盗塁だった。2戦連続、今季31度目のマルチ安打で自己最長を更新する10試合連続安打で7月24日以来の打率3割(・302)復帰。試合は延長十一回サヨナラ負けで3連勝はならなかった。

 初回1死一塁の打席は捕手による打撃妨害で出塁し、後続の連続安打でホームイン。打者9人で一挙5点を追う猛攻に加わった。

 快足を飛ばしたのは二回1死一塁の打席。カウント2-2と追い込まれながら外角低めのカットボールをセンターの左にはじき返し、適時三塁打。最後はスライディングで三塁を陥れた。

 再び、快足を披露したのは7-5の七回だ。2死走者なしから二塁内野安打で出塁し、続くアップトンの打席でカウント1-2から二盗に成功。シーズン11盗塁とし、昨季の自己記録を上回った。

 同点の九回は四球を選び、後続の2四球で三塁まで進んだが、あと1本が出ず。延長十回一死満塁の絶好機で迎えた第6打席は二直併殺打。バットを真っ二つに折られながら低いライナー性の打球を好捕され、一走トラウトは帰塁できず。一瞬の出来事に大谷はフィールド上で呆然と立ち尽くした。

 最近10試合(代打1試合)で7度のマルチ安打を記録し、打率は驚異の・429(42打数18安打、1本塁打、10打点)。一時は・283まで落とした打率を再び、3割へ押し上げた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

大リーグ最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(大リーグ)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス