大谷、サイクル注目集まる中、第3打席は二ゴロ 初回は適時二塁打 二回は適時三塁打
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「エンゼルス-パイレーツ」(13日、アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手(25)は「3番・指名打者」で出場し、四回の第3打席は二ゴロ(二封)だった。初回は適時二塁打、二回は適時三塁打。
初対決の右腕ウィリアムズから2打席連続適時打を記録した大谷。6月13日のレイズ戦で日本選手初のサイクル安打を記録しているバットに注目が集まる中、2点リードの四回1死一塁の打席は1ボールから低めの143キロシンカーを打って二ゴロに倒れた。
初回無死一、二塁の打席はカウント2-2から高めの151キロ直球を左翼線へ運ぶ適時二塁打。前夜に8点差大敗を喫したチームに先制点をもたらし、自身は4試合連続安打とした。
二回2死一塁の打席は快足で本拠地を沸かせた。カウント1-2と追い込まれながら外角低め135キロスライダーを左翼線へ落とす。ダイビング捕球に失敗した左翼手が打球処理をもたつく間に三塁へ滑り込み、再び打点を記録。2試合ぶり今季27度目のマルチ安打とした。