マー君 歴史的一戦で最短KO 2/3回4安打6失点

 「レッドソックス13-17ヤンキース」(29日、ロンドン)

 約6万人の観衆が観戦した歴史的な試合での先発は一回も持たなかった。欧州初のメジャー公式戦となったロンドンでのレッドソックス戦。ヤンキース・田中は4安打6失点、2四球でプロ最短の2/3回で降板。楽天時代を含め、日米で最短KOとなった。「一番がっかりしているのは間違いなく自分自身」と怒りを押し殺すように言った。

 一回、味方が6点を先行した直後だった。先頭からの2連打であっさり失点。連続四球を与えるなど持ち前の制球力は影を潜め、さらに2点を失うと、2死一、二塁からチャビスに甘いスライダーを同点3ランとされる。ここで降板と立て直せなかった。

 陸上トラックを仕立て直した球場のマウンドでも「変な違和感はなかった」と影響は否定した。球足が速い人工芝など普段と異なる環境で両軍計30失点を喫した中「相手に上回られたところが一番」と乱調の要因に自身の力不足を挙げた。

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