大谷 マエケン撃ち7号含む今季10度目マルチ 今季初盗塁も記録

ドジャース戦の7回、右前打を放つエンゼルス・大谷=アナハイム(共同)
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 「エンゼルス-ドジャース」(11日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(24)は「3番・指名打者」で出場し、初回の打席でドジャースの前田健太投手(31)から先制7号ソロを放つと、七回には中継ぎ投手から技あり右前打で今季10度目のマルチ安打をマークした。

 昨年7月6日以来となる前田との対決。前回は空振り三振、遊飛に封じられている右腕に対し、一回2死走者なしの場面でフルカウントから高めに浮いたスライダーにバット一閃。発射角度21度、飛距離127メートルの低空弾が右翼線に吸い込まれた。打球の行方を見送った前田はマウンド上で悔しそうな表情を見せた。

 第2打席は5-0の二回2死一塁の場面。3球連続でボール球を見送った後、146キロ直球が低めに外れ、一塁へ歩きかけたがストライクの判定。続く外角148キロ直球を見送って再び一塁へ歩きかけたが、またしてもストライクの判定。フルカウントから2球連続ファウルで粘りを見せたが、7球目の137キロチェンジアップにバットは空を切った。判定に泣く、悔しい打席となった。

 五回は2番手左腕に見逃し三振を喫した大谷。技ありの一打は3点リードの七回2死だ。3番手右腕バエズにカウント2-2と追い込まれながら外角低めに逃げるチェンジアップにバットを伸ばし、右前へ落とした。続くカルフーンの打席でカウント2-0から今季初盗塁となる二盗に成功。内野ゴロで三塁から本塁へ突入して決勝ホームを踏んだ前夜に続いて足で地元ファンを魅了した。

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