大谷、第1打席は初速150キロの遊ゴロ 前夜に150キロ速球直撃で右手薬指を打撲

試合前、ベンチでグッドウィン(18)とタッチを交わすエンゼルス・大谷=アナハイム(共同)
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 「エンゼルス-ツインズ」(21日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(24)は一回の打席は遊ゴロだった。前日20日の八回の打席で右手薬指付近に150キロ速球が直撃し、後遺症が心配されたが、オースマス監督によると、大谷から「出る準備はできている」と聞き、スタメン起用を決めたという。右肘手術から復帰後最長となる8試合連続出場。

 メジャー通算43勝右腕ピネダとの初対決。2番トラウトの11号ソロで先制した直後の初回の打席は初球、内角高めに外れる146キロ直球を見送った後、外角137キロチェンジアップを打って出たが、シフトで二塁ベースの右側に位置した遊撃手正面のゴロだった。大リーグのデータ解析システム「スタットキャスト」によると、打球の初速150キロだった。

 大谷はここまで12試合に出場し、打率・250(48打数12安打、7四死球)。前日は3打数無安打1四球。自己最多タイの8試合連続出塁をマークしたが、今季初の1試合3三振を喫するなど、精彩を欠いた。

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