上原引退 米メディアも賛辞「永遠に語り継がれる存在」

 巨人の上原浩治投手(44)が現役引退を表明した20日、古巣レッドソックスの本拠地ボストンの地元テレビ局など、複数の米メディアが同投手の功績を称える記事を掲載した。

 レッドソックスの中継局、ニューイングランド・スポーツ・ネットワーク(NESN)のウェブサイトはこの日、「ボストンレッドソックスの2013年の優勝チームは特別な存在であり、その中のブルペンの主要メンバーの一人が現役引退する」との書き出しで同投手の決断を報じた。

 同サイトは09年のオリオールズとの契約から始まった同投手のメジャーでの経歴を紹介。ボストンでの4年間が所属球団の中で最も長かったとし、かつての先発投手が抑えとして3年連続で20セーブ以上、防御率2・52以下をマークしたと伝えた。中でも公式戦でシーズン26セーブ、防御率1・09を記録し、ワールドシリーズでも快投を披露した13年の上原については「不可欠な存在であり、優勝を決めた最後のアウトは究極の記録として残るだろう」と最大級の賛辞を送った。

 上原の代名詞でもある、イニング終了後にベンチ内で繰り広げる激しいハイタッチにも触れ、「“ハイファイブシティ”は一瞬にしてチームを象徴するキャッチフレーズになった」。さらに、優勝決定シーンの動画とともに「ありがとう、ウエハラ!ハイファイブシティよ、永遠に!」との言葉を投稿したレッドソックスの公式ツイッターも紹介した。

 米ニュースサイト、msn.comは、13年のワールドチャンピオンを決めた直後に捕手に抱きかかえられながら感無量の表情で人差し指を天に突き上げる上原の写真とともに「ウエハラはボストンのスポーツシーンにおいて永遠に語り継がれる存在になるだろう」などと伝えた。

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