けが人続出のヤンキース、ベテラン外野手メイビン獲得 3A加藤は6度目マルチで好調維持
「エンゼルス-ヤンキース」(25日・アナハイム)
ヤンキースは25日(日本時間26日)、インディアンスとのトレードで3Aのベテラン外野手キャメロン・メイビン(32)を獲得したと発表した。
チームはこの日、22日の試合で左足首を痛めた外野手フレイジャーを負傷者リスト(IL)に入れたと発表。24日の試合で正捕手のサンチェスが戦列復帰したが、IL入り選手は再び13人となった。
中でも野手のけが人は深刻で右翼ジャッジと中堅ヒックス、ベテラン中堅エルスベリーに加え、打率・324と好調だった左翼のフレイジャーが加わり、外野陣が全滅状態。DH兼外野手のスタントン、一塁バード、遊撃グレゴリウス、三塁アンドゥハー、グレゴリウスの代役として獲得したトゥロウィツキーも離脱している。
3Aから若い選手を次々と昇格させる一方でチームは開幕後にメジャー11年のクリフトン、同137本塁打のモリソン、同76本塁打のミラーの内野手3人とマイナー契約で合意。この日獲得したメイビンはメジャー12年の通算成績が1039試合、打率・254、60本塁打、315打点、174盗塁。昨季はマーリンズとマリナーズでプレーし、129試合、打率・249、4本塁打、28打点、10盗塁だった。今季は開幕前にジャイアンツを戦力外通告となった後、インディアンスへ移籍し、3Aでは30試合、打率・216、出塁率・388の成績を残している。
ヤンキースでは3Aスクラントンでユーティリティ選手としてプレーしている加藤豪将内野手(24)がメジャー初昇格を目指し、好調を維持している。この日のロチェスター戦では「5番・一塁」で出場し、14試合で6度目となるマルチ安打で4試合連続安打とし、打率を今季自己最高の・319、同出塁率・396とした。