エンゼルス・オースマス新監督、大谷復帰「急がせたくない」2020年二刀流復活へ

 エンゼルスのブラッド・オースマス新監督(49)が22日、エンゼルススタジアムで記者会見に臨み、右肘じん帯再建手術を受けて来季は打者に専念する大谷翔平投手(24)について「回復具合やキャンプの様子を見る。医者の意見に基づいて復帰時期を決めたい。急がせたくない。開幕当初は不在でも、シーズンの残りでプレーして、再来年に投げられる方がいい」と、来季開幕の復帰にこだわらない方針を示した。

 今季はGM特別補佐としてフロント業務に携わり、日本ハムから中6日での調整方法などのノウハウを引き継ぎ、二刀流の起用法や調整法に関わってきた同監督。改めて「それがプラン」だとし、2020年の二刀流復活を明言した。

 打者で試合出場しながら、投手のリハビリを並行するのは前例のない試み。新指揮官は「彼のようにトミー・ジョン手術を受けて、翌年にDHで戻る選手は今までいない」と語る。大谷の術後の経過についてエプラーGMは「可動域が高いレベルに戻り、屈曲も回復しつつある」と説明。手探りで復活の道を歩むことになるが、チーム一丸で大谷を後押しする。

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