大谷、3打数無安打1四球 チームは連敗止める
「エンゼルス4-3マリナーズ」(16日、アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手(24)は「3番・指名打者」で出場し、3打数無安打1四球1得点。2試合ぶりのノーヒットで打率を・290とした。チームは同点の七回にカルフーンが19号勝ち越しソロを放ち、連敗を3で止めた。
この日は自己最長を更新する12試合連続スタメン。2本塁打を含む4安打を記録した5日のレンジャーズ戦以来、今季9度目の3番で起用された大谷は初対戦の左腕ゴンザレスに対し、一回1死二塁の打席は見逃し三振だった。
初球、内角カーブをファウルにした後、見送った低めのシンカーをストライクと判定されて追い詰められると、ワンボールからの44球目、しっかり球筋を見極めたはずの低めのチェンジアップを再び、ストライク判定。打席の中で思わず、首をかしげた。
1点ビハインドの三回1死一、二塁の好機は一ゴロ。カウント2-1から高めのカットボールを打ち損じて二塁封殺となり、自身は一塁に残った。2死一、三塁からアップトンに30号3ランが飛び出し、生還した。
五回2死走者なしの場面は四球。ワンボールから高めのカーブをファウルにした後、3球連続ボールで一塁へ歩いた。
1点リードの八回。先頭で打席に入った大谷は中継ぎ右腕ウォーレンに対し、カウント1-2からワンバウンドになるカーブに空振り三振。捕手がボールを見失うのを見て走り出し、送球がそれる間に一塁を駆け抜けた。しかし、1死から試みた二盗を相手バッテリーに完全に読まれ、今季4回目の盗塁死を記録した。