イチロー、大谷20号絶賛「初めてホームランバッターが日本人として来た」

 「エンゼルス5-6マリナーズ」(15日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(24)が15日、一回にソロ本塁打を放ち、日本勢では松井秀喜(元ヤンキースなど)以来2人目の20号に到達した。

 マリナーズ戦で初めて本塁打を打った大谷が「すごいうれしい」と言ったのは、マ軍の会長付特別補佐のイチローが観戦していたからだ。

 イチローは以前からその打撃センスを高く評価。「初めてホームランバッターが日本人として来たなあという感じがね、それはずっとしてますけどね」と言った。

 本塁打20本のうち13本がセンターから左への方向。「それは誰が見てもねぇ、僕が説明する必要はない」。そう言って、一回の打席を振り返りながら「(打球は)ちょっと詰まり(気味)だったよね、あれがセンターに行くというのはホームランバッターでしょうね、初めての」。過去メジャーに挑戦した日本選手にはない長打力にすっかり魅了されていた。

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