エンゼルス大谷、憧れのイチローの前で初本塁打「すごいうれしい」

マリナーズ戦の1回、20号本塁打を放ち、トラウト(右)に迎えられるエンゼルス・大谷=アナハイム(共同)
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 「エンゼルス5-6マリナーズ」(15日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(24)は「4番・指名打者」で出場し、20号ソロを含む4打数2安打1打点。3戦ぶり21度目のマルチ安打で打率は・293。日本選手の年間20本塁打はヤンキースなどでプレーした松井秀喜以来、史上2人目となる。チームは逆転負けで借金3となった。

 シーズン20本目の本塁打はマリナーズ戦初となる1本。憧れの存在、イチローの前で鮮やかな一撃を披露した大谷は「すごいうれしい」としながらも「勝てるような試合展開だったので何とか勝ち切れるように頑張りたいなと思います」と、チームの逆転負けに悔しさをにじませた。

 自身の打撃については常に「二塁打が基準」と語っている大谷。イチローが「本物のホームランバッター」と表現したことを報道陣から伝え聞くと「自分ではホームランバッターだとは思ってないですけど、いろいろなやり方で得点に絡んでいけるように、その一つの手段として長打を打てればいいんじゃないかなと思います」と話した。

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