大谷 右肘手術勧告も最終戦まで出場希望 「最後まで自分らしく」

 「ホワイトソックス2-5エンゼルス」(7日、シカゴ)

 エンゼルスの大谷翔平投手(24)が「5番・指名打者」でフル出場し、1-1の三回に19号3ランを放ち、2006年の城島健司(マリナーズ)に並んでいたメジャー1年目の日本選手のシーズン最多本塁打記録を更新した。

 5日の検査で右肘内側側副靭帯(じんたい)に新たな損傷が見つかり、医師から手術勧告を受けた大谷が試合前に初めて心境を語り、「しっかり最後まで自分らしくプレーしたい」と、打者に専念して最終戦まで戦う意思を示した。

 手術の決断はまだしておらず、10日(日本時間11日)に球団との話し合いで決める。「いくつかある選択肢の一つを選択して進んでいく。僕次第です」と話した。

 2日の試合で88日ぶりに登板。しかし、降板後から右肘の張りが抜けなかったため、検査を受けた。この1年で3カ所目となる靭帯の損傷。それでも「予想の範囲内だった」と動揺はない。その日のレンジャーズ戦では2本塁打を含む4安打を記録した。

 大地震が襲った北海道は古巣・日本ハムの本拠地。「なんとかいいニュースを届けられるように明日以降も頑張っていきたい」。二刀流継続への意思を示した大谷がバットで被災地に勇気をもたらす。

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