大谷、快足内野安打 チームは連勝

アストロズ戦の2回、二ゴロに倒れベンチへ戻るエンゼルス・大谷=ヒューストン(共同)
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 「アストロズ0-3エンゼルス」(31日、ヒューストン)

 エンゼルスの大谷翔平投手(24)は「6番・指名打者」で出場し、3打数1安打1四球だった。打率は・275。チームは連勝した。

 アストロズの24歳左腕バルデスとの初対決。6日のタイガース戦以来となる対左腕スタメンで起用された大谷は二回の打席で二ゴロに倒れた後、五回に先頭で三塁内野安打を放った。敵軍内野陣だがその打撃傾向から右へ寄る“大谷シフト”を敷く中、カウント2-2から内角高め、148キロツーシームを振り抜き、ボテボテの打球が三遊間を守る三塁手の前に転がる間に快足を飛ばした。打球を処理した野手は送球を諦めざるを得なかった。

 この日までの大谷の対左投手の成績は打率・167(60打数10安打)、0本塁打、2打点。バルデスから記録した内野安打は対左腕11打席(3四死球)ぶりのヒットだった。

 トラウトの犠飛とシモンズの9号2ランで3点を先制した直後の六回2死走者なしの場面は2番手右腕マキューに対し、カウント2-2から外角低めのカーブを最後は右手1本で食らいついたがライナー性の打球はシフトで二塁ベースの右側に位置した遊撃手のグラブに収まった。

 3-0の九回は無死一、二塁の好機。カウント3-1から4番手右腕ロンドンの外角154キロをしっかり見極めて四球で出塁した。好機を拡大したが、後続にあと1本が出なかった。

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