エンゼルス、まさかの三重殺で大谷にチャンス回らず…球団史上11度目の屈辱

レンジャーズ戦の1回、中前に適時打を放つエンゼルス・大谷=アーリントン(共同)
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 「レンジャーズ8-6エンゼルス」(16日、アーリントン)

 エンゼルスの大谷翔平投手(24)が「4番・指名打者」で出場し、初回の打席で中前適時打を放った。5月27日のヤンキース戦以来、シーズン4度目の4番起用で初打点をマークした。結局、安打はこの一本で4打数1安打1打点、2三振だった。チームは逆転負けを喫した。

 この試合では、エンゼルスにとって痛恨のプレーが起こった。チームのチャンスが一瞬にして消えたのは、3点リードの四回だ。

 無死満塁の絶好機に、2番・フレッチャーが三塁線際へ放ったショートバウンドの打球をレンジャーズの三塁手プロファーが好捕した。自ら三塁ベースを踏み、二塁走者をアウトにすると、三直と勘違いして帰塁しようとした三塁走者に触れて2死。さらに三塁手からの送球を受けた二塁手オドールがハーフウエーにいた一塁走者にタッチしてトリプルプレーを完成させた。大谷も打席に備えて準備していたが、まさかのチャンス消滅となった。

 エンゼルスが三重殺を喫したのは昨年6月1日のツインズ戦に続いて11度目。一方のレンジャーズは09年5月20日のタイガース戦以来、9年ぶり6度目のトリプルプレーを記録した。メジャーでは今季2度目となる。

 チームはその後、八回に4失点。三重殺での逸機も響き、痛恨の逆転負けを喫した。

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