大谷、代打で空振り三振 前半戦最終戦は快音ならず
「ドジャース4-3エンゼルス」(15日、ロサンゼルス)
エンゼルスの大谷翔平投手(24)は1点を追う九回に代打で出場し、空振り三振だった。1打数無安打で打率は・283。
DH制を採用しないナ・リーグの本拠地で行われる交流戦のため、5試合連続で代打待機となった大谷。この日は1点を追う九回に先頭でドジャースの守護神、ジャンセンと対じした。
初球、146キロ直球ストライクを見送った後、145キロカットボールを空振りし2球で追い込まれると、最後は150キロカットボールにバットが空を切り、悔しそうな表情を見せた。
初対決となった6日は四球を選び、その後の二盗からチームをサヨナラ勝利に導いたが、今回は敵に軍配が上がった。
この日は七回の攻撃、2死満塁のキンズラーの打席の際にネクストサークルで代打に備えた。マウンドには2番手で登板した前田。メジャー初対決が実現した6日以来の対戦を目前にしていたが、攻撃は途切れ、2打数無安打に仕留められたリベンジの機会は来季以降に持ち越された。