大谷「もらったのではなく、取ってる」人類最速左腕との再対決は四球

 「ヤンキース3-1エンゼルス」(27日、ニューヨーク)

 エンゼルスの大谷翔平投手(23)は「4番・指名打者」で出場し、2打数無安打2四球。移籍後初の3試合連続、同自己最長の13打席連続(4四球含む)ノーヒットで打率を・291とした。日本ハム時代の13年9月以来、5年ぶりとなった田中将大投手(29)との対決は2打数無安打1四球、2三振だった。

 人類最速左腕、チャプマンとの再対決が実現したのは、2点を追う九回だ。前回、25日の初対決では164キロ直球で遊ゴロに仕留められている大谷はフルカウントからの6球目、外角低めへの163キロ直球をしっかり見極めて四球。ワンストライクの後に初めて投じられたスライダーに手を出すことなく、打者有利のカウントにもっていき、「もらったフォアボールではなく、取ってるフォアボール」と満足感。四回に田中から選んだ四球と合わせ、「これは進歩しているんじゃないかなと思います」と話した。

 その一方で2度のスイングはいずれもファウルだった。初球、内角158キロにはタイミングは合っていたが、ボールの下をこすった打球はライナーで真後ろへ。カウント3-1からの外角やや低めの159キロ直球は三塁側席に飛んだ。「思い切っていきましたけど、ファウルになる(チャプマン)球の強さは一日やそこらでどうこうなるのかなというところもある」。次回対戦に向けての課題に挙げた。

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