大谷の快投に敵将脱帽「スプリットの見極めは非常に難しい」
「エンゼルス6ー1アスレチックス」(8日、アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手(23)がメジャー2度目の先発登板で七回1死まで完全試合を継続する快投で2連勝を飾った。7回1安打無失点、12三振1四球。91球を投げ、最速は99・6マイル(約160キロ)だった。
試合後のアスレチックスのクラブハウスは静まり返っていた。1日の地元開催試合に敗れて以来、1週間ぶりの再戦だったが、再び、大谷の攻略に失敗した。
前回は3点を奪ったが、この日は1本のヒットを打つのがやっと。メルビン監督はさばさばした表情で「投球フォームが安定したことで直球が良くなっていたし、素晴らしいスプリットを投げていた。直球との落差が効果的だったね。ストライクゾーンから低めに落ちる球を見極めるのは非常に難しい」と完全に脱帽していた。